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楽農とは

With farming

企業酪農 “楽農” について

家族経営から企業酪農へのシフトで、新しい未来が拓けます。

愛情を注いだ牛たちの恵みから食生活を豊かにしていく酪農。
このままでは、この素晴らしい産業が日本から消えてしまうかもしれません。それほど厳しい環境にあるのが日本の酪農です。
どうしたら、次世代に受け継いでいくことができるのか。答えのひとつが「企業酪農」です。
家族労働に頼る個人経営から、企業経営的な視点で業務の効率化やシステム化を進め、働く人にも優しい企業酪農にシフトすることで、
新しい未来が見えてきます。

厳しい労働環境を物語る“3K”イメージの払しょく

少子高齢化の進行で、様々な産業で人手不足が大きな経営課題になっています。特に、3Kイメージのある職場での人手不足は深刻です。働き手がいなくては、産業として成り立ちません。安定してヤル気のある働き手を確保するためには、3Kイメージを払拭することが不可欠と言えます。そのためには、経営の効率化や作業のシステム化等を図ること。それにより、しっかり休めて、職場環境もクリーンにしていくことが可能になります。

努力に見合った売価を可能にする自前の販売流通体制

企業酪農を実現するうえで、自前の販売体制の確立も重要になってきます。従来のように、全量を指定団体に出荷すれば、販売面の心配はないかもしれません。でも、現状のシステムでは、企業努力で良質な生乳を生産しても、それが売価に反映されません。リプログループでは、良質な生乳を努力に見合った価格で販売できるようにするため、自前の販売流通体制の構築に取り組んでいます。

経営的な視点から牧場運営を考えられる人材の育成

「企業は人なり」。これは、酪農の世界でも真実です。企業酪農を実現していくためには、人材の採用・育成がとても重要になってきます。牛たちに対して、愛情を持って様々な作業ができるようになるのは、家族経営のときと同様です。それに加え、企業酪農では経営的な視点から牧場運営を考えられる人材の育成が欠かせません。当然、リプログループでも、そういった人材を育てるための教育研修体制の整備を進めています。

経営の高度化や作業の効率化を実現する
情報システムの積極活用

あらゆる産業において、ITの進化が大きな影響を及ぼしています。この酪農業界も、例外ではありません。ITを活用することで、牧場経営は大きく変わる可能性を秘めています。乳量や繁殖等に関する情報をビッグデータにして解析することで、乳量のアップや、より能力の高い子牛の生産が可能になります。酪農はIT化が遅れている産業のひとつなので、リプログループではIT化で実現できるメリットは非常に大きいと考えています。

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